読書

諦める

起きてはいたんだけど、多分、中也忌か、生誕祭で公開されるのをゆっくり見た方が良い気がして断念。 それにしても先述の小林の追悼文が頭から離れない。 「詩の出来不出来なぞ元来この詩人には大した意味はない。それほど、詩は彼の生ま身の様なものになっ…

中原中也の遺稿

明日、湯田で贈呈式があって、少しの間一般公開されるらしい。 めちゃくちゃ行きたい。朝まで起きて、電車に乗りたい。どうしようかな、プーだしな、いまならいけるかな。5:55鶴見発で。起きれるのか、俺は。

ケータイ文庫

マジでドはまり。 一番面白いと感じるのは、篠田節子のヒーラー。 ホームズとかを今更ながらに読み返すのもかなり楽しいです。

されど君は微笑む

北方謙三は軽く読めるから好き。 でも、今回は特別かも。 ブラディドール・約束の街、二つの物語が邂逅する。 楽しみに読ませてもらおうと思います。

神様なんて信じない僕らのために

遠藤浩輝短編集をなんとなく読み返す。 この人の漫画の救いの無さは、なんとなくホッとする。 この世はケとハレの繰り返しが人生であって、 どんなに楽しいときがあっても、 糞みたいな日常が後に控えているという事実から、 僕らは逃げられない。それで良い…

カンビュセス王の秘宝 上

読了。やっぱりこういう古代がらみのミステリーは楽しい。 子供の頃、最初に夢見た職業は考古学者。ポール・サマスン 角川文庫 721円

ケータイ文庫

新潮のケータイ文庫に夢中。 篠田節子のヒール。 星新一のショートショート。 電車の移動中に目を通すのにちょうどいい分量。パケ代が心配…

小林秀雄全作品 10

「死んだ中原」に落涙。「君を慰める一切の言葉を僕はうっちゃった」 そう、小林は「失った」ではなく「うっちゃった」を選んだ。悲哀がにじむ追悼文に盃を掲げる。高く。

チイロノヤミ

読了。いつものゴタード。女々しいゴタード。面白いけど。

石に刻まれた時間

読了。まあ、そこそこ。 ゴタードは四作目ぐらいのはずだけど、なんかパターンがいつも通り。 冴えないひょろっちい男が嘆いているところに、極上の据え膳がやってきて、騙されるバカ主人公。 悔しいことにプロットが面白いので、見飽きたストーリーを我慢し…

プラネテス

完結してしまった。非常に残念。 ただストーリーとしては上下巻ぐらいで納めるべきモノだったのかもしれないので、(ハチマキの救済と立志伝は三巻で完結してたわけだし)ここまで読めて感謝するべきか。

ジハード Ⅵ

そういや、昔読んでたなあって感じでズルズルと最後まで。真面目に感想書くような本でもないので批評は割愛。

表象のラビリンス

荻窪のささま書店という古本屋はとても良い。 品揃えといい、値段といい、かなり満足。 特にSF関係の文庫の充実っぷりは見事。 早川・東京創元社の稀観はおろか、サンリオの初版もずらり。というわけで、本日の買い物 表象のラビリンス「天使」青土社 「悪魔…

ゲド

ゲド戦記外伝の翻訳がついに出版される。 洋書を手に入れて読んでいるが、やはり四苦八苦。とりあえずストーリーだけ追って、清水真砂子氏の名訳を待ちたい。ああ、それにしても時のたつのは早いものだ。 小学生の頃に読んだ運命の一冊の続編を、 誰かの手元…